レジェンド

昨晩の話。

仕事が早く終わったので、日吉へ。
とにかく酒が飲みたくて仕方なかった。
ペース配分に失敗し、21時過ぎにはベロベロになっていた。
何度か会ったことはあるが、キチンと名前すら覚えていない青年に文句を付けたりしてる間に意識は焼酎に手を引かれ現実と妄想を行ったり来たりしていた。
その後、鉄平さんと鳥向という焼鳥屋に移動してウーロンハイに口を付けた瞬間、猛烈な吐き気に襲われ鳥向での時間をほぼトイレで過ごす。
心の底から申し訳ない気持ちになった。
鉄平さん、鳥向さん、本当にすみませんでした。
ここから俺の新たな伝説が始まるのだが、その前に一つエピソードを。
東横線と副都心線が直通運転を開始して間もない頃、その日も快調にベロベロになっていた俺は自由が丘辺りで眠ってしまい気が付けば和光市にいて持っていたはずのリュックも財布も煙草も見事に姿を消していた。
まぁでもそこは持ち前のバイタリティーでタクシーを拾い、運転手の家族の悩みを聞きながら家に帰ったのだが(支払いは家にいた将軍さまがしてくれた)それ以来平穏無事なアルコールライフを目指し、和光市行きには乗らず渋谷終点の電車を利用し、知り合いがいる時は極力一緒に帰ることを心掛けていた。
しかし昨日はワンマンショー。
一人で電車に乗り込んだ俺は着座と同時に深い眠りに落ちた。
 
すっかり忘れていたよ。
電車って折り返すのよね。
 
しかも駅員に起こされて「どこですか?ここ」と聞くと「元町中華街です」と。
一瞬の落胆の後、気を取り直してタクシーを拾い、行き先を告げた刹那意識を失い、爆睡しながら帰ってきた。
飲み代より高く付いたが、まぁトータル楽しかったから良いだろう。
プライスレス。
財布はすっからかんだが、一片の後悔もない。
この先、地に足をつけて生きていく日は訪れるのだろうか。
生きるって大変。